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長野県民主医療機関連合会

アクセスマップ

〒390-0803
長野県松本市元町2-9-11
民医連会館2F
TEL.0263-36-1390
FAX.0263-33-1229

機関紙:長野県民医連

第231号 2009.08.25

機関紙231号

「特集記事」こちらからご覧下さい
悪政退治の時はきた!(PDF)
  ・わたしはこれで選挙に行きます
  ・これだけ生活に負担が...
  ・わくわくじんちゃん
きっとつくれる、核兵器のない世界
・世界大会参加者の声
・[ 平和行進 ]
・[ 壮行会 ]
・[ カンパ活動 ]
仲間と学んだ楽しい2日間 松本市でNEF開催
ちょっといい話
小児科にあさがおのカーテン
夏の高校生 実習・体験
東南西北

きっとつくれる、核兵器のない世界 09年原水禁世界大会IN長崎

広島・長崎に原爆が投下されてから64年。原水禁世界大会では、「人類は六十数年間続いた核脅迫の時代を終わらせる重要な機会を迎えている」と主催者あいさつ。4月のオバマ米大統領の演説を機に、世界は核兵器廃絶へ大きく舵を切りはじめています。国内では、国の控訴に屈せずたたかった被爆者のみなさんが、補償を勝ち取ろうとしています。
8月7〜9日に長崎で開かれた世界大会には県連から31人が参加。大会成功への各地の取り組みも含めて報告します。

世界大会参加者の声

悲劇を二度と繰り返してはならない

上伊那生協病院 唐澤 公平

開会総会で田上長崎市長が特別報告
開会総会で田上長崎市長が特別報告

私の祖父母は戦争体験者であり、特に祖父は兵悲劇を二度と繰り返してはならない隊として出兵し、終戦後はシベリアで抑留生活を強いられた経験を持っています。そのため、幼い頃から戦時中の話を聞いて育ってきました。その影響か、戦争に関心をもち、自分なりに勉強してきました。
今回、実際に被爆者の方の話や世界各地から参加していた方の話を聞けたことは貴重な体験となりました。

平和の像の前に立つ上伊那からの参加者
平和の像の前に立つ上伊那からの参加者

4月、オバマ米大統領は、プラハの演説で「アメリカは核兵器のない世界を追求する」と宣言しました。その他の国でも核兵器廃絶の声が広がりつつあります。その反面、政府間の密約により、佐世保基地にはすでに核兵器が保管されているという話も耳にしました。
広島や長崎の悲劇を二度と繰り返してはならないと思います。まだまだ知らないことも多いので、これを機に学習を深めていきたいと思います。

核兵器のない平和で公正な世界を

長野医療生協組合員 中村 収

私は長野医療生協の仲間とともに、長野県代表団の一員としてこの世界大会に参加しました。私は、6月30日に国民平和大行進で信州新町までの26kmを歩き、今回の世界大会参加はその延長線上にあるとひそかに思っていました。
初日の開会総会は、会場の長崎市民会館が7000人を上回る全国からの代表で埋めつくされ、熱気むんむん...。草の根の力が世界を動かすことを実感。特別報告に立った田上富久・長崎市長は、核兵器廃絶への流れをつくることへの決意を力強く語りました。また、オバマ米大統領のプラハ演説が世界の流れをリードしている中で、大統領を長崎に招致することをめざして草の根の運動を展開していることを紹介しました。

原爆投下中心地に千羽鶴を捧げる長野からの参加者
原爆投下中心地に千羽鶴を捧げる長野からの参加者

2日目は17に及ぶ分科会。私は「動く分科会」で被爆遺構・碑めぐりに参加しました。ここでは、原爆投下中心地から日本二十六聖人殉教地、カトリック中町教会、非核非戦の碑(身元不明者の遺骨収容所)、立山防空壕(長崎県防空本部跡)などを見学。とりわけ、新興善救護病院(もと新興善国民学校)では市内最大の救護所の遺構に息をのみ、被爆者の方の体験を聞きました。
3日目は閉会総会。原爆投下の午前11時2分には、被爆者への黙祷をささげました。その後、「長崎を最後の被爆地に」「核兵器をなくせ」の長崎からのよびかけを採択し、世界大会は閉会しました。私にとっては、祈りの3日間だったような気がします。核兵器廃絶への新たな運動を決意して、長崎をあとにしました。


長崎の世界大会へむけて

*平和行進

昨年を上回る参加者で元気に行進

健和会病院 土井 祐子

網の目行進。伊賀良のコンビニで
網の目行進。伊賀良のコンビニで

飯伊地区では、6月21日に網の目、27日に本行昨年を上回る参加者で元気に行進進を行いました。参加者は、昨年を140人も上回る、のべ370人。南は天龍村からスタート、西部コース(根羽村・売木村・平谷村)も復活し、松川町まで歩いて上伊那地区に思いを引き継ぎました。
4月のオバマ大統領の「核兵器のない世界をめざす」発言の影響もあり、健和会病院でも平和行進に参加する人数が昨年より格段に増えました。反核や平和に対しての関心が高まっています。
20年前、広島での原水禁大会に参加したとき、大会中にアピール署名の長野県民過半数を達成しました。こつこつ地域をまわって集めた署名が過半数になったのです。たとえ一筆でも積み重なれば大きな波になることを強く感じました。
平和行進も同じだと思います。たとえ一歩でも参加することは、核廃絶の思いにつながっていきます。小さな一歩、しかしそれは大きな一歩なのです。

清沢村長が歓迎のあいさつ、百瀬副村長が一緒に歩いてくれた元気いっぱいの山形村平和行進(7月4日)
清沢村長が歓迎のあいさつ、百瀬副村長が一緒に歩いてくれた元気いっぱいの山形村平和行進(7月4日)

*壮行会

戦争体験を若い世代にバトンリレー

上田生協診療所 鳴澤恵美子

瀬角診療所長のギター伴奏で全員で「ヒロシマの有る国で」「青い空は」を歌いました
瀬角診療所長のギター伴奏で全員で「ヒロシマの有る国で」「青い空は」を歌いました

原水禁大会壮行会は、これまで取り組んできた「新綱領草案」学習に、平和学習を重ねた内容で行いました。
元気倶楽部まゆの利用者さんの戦争体験から「上田に空襲があった事を初めて知った」という若い職員の報告や、1年目の看護師が先輩看護師と利用者さんの自宅を訪問して行った戦争体験聞き取りの報告をしました。戦場に行った方の体験を聞く機会はありましたが、『銃後(直接戦闘に参加しない一般国民)の暮らしの厳しさ』をお聞きする事は少なく、よい機会となりました。
今年は若い職員が企画を担当し、真剣に取り組みました。自分には遠い出来事の「戦争」・当たり前にある「平和」について、私達が出来る事は、体験者の思いや願いを受け止め、次世代にバトンリレーする事。今回の学習会は思いをリレーできた気がします。

*カンパ活動

月1回の豚汁が好評

諏訪共立病院 伊藤 和久

「豚汁はいかがですか」
「豚汁はいかがですか」

諏訪共立病院では、原水禁世界大会参加者が、月1回の豚汁が好評参加する意識を高め、さらに費用の足しにしようと、月1回反核平和委員で作った豚汁の販売を行っています。参加しない人にも活動を広く知ってもらえ、味もおいしいと好評です。
また参加者は、地域の商店街でカンパ活動を行い、参加する意義を説明し自己の責任感も高めています。多くの人たちの協力と気持ちを忘れずに、平和について学習してきたいと思います。


仲間と学んだ楽しい2日間松本市でNEF開催

長野県参加者集合!
長野県参加者集合!

8月9・10日、松本市で第1回北関東甲信越NEF(ナースエッグフェスティバル)が開催され、長野・埼玉・群馬・新潟・山梨の5県から、学生85人(長野は11校から35人)、職員34人が集いました。今年は南北地協が分かれての初めての開催となりました。


NEFでは奨学生と職員が「みんなが楽しく、心に残るNEFにしよう」と企画を考えてきました。開催地長野県を知ってもらうゲームを取り入れ、看護を学び始めたばかりの1年生にもなじみやすいように工夫もしました。
県連ごとの学生発表で、長野県は「貧困問題」をとりあげました。マスコミでは取り上げられても、自分とは遠い世界での出来事に思ってしまいがちなむずかしいテーマでしたが、背景には何があるのか考えながらまとめました。
県の違いも学校の違いもこえ、参加者が主役になり楽しめる2日間を過ごしました。最後にみんなで記念写真!

健和会 小児科にあさがおのカーテン ちょっといい話

月~金曜に平均10人が利用

健和会病院東側にあたる小児科の窓一面に、あさがおの葉で「緑のカーテン」をつくりました。
今年5月中旬に植え付けた種が生長し、7月初旬から花を付けはじめ、8月に入ってからは毎日数え切れないほどの青い花を咲かせています。
例年、夏場は朝日をもろに浴びて暑かった小児科ですが、見た目も体感温度もぐっと下がって涼しくなりました。患者さんにもとても好評です。
朝は青い花が夕方にはピンク色に変わっていくのがなんともいえない美しさです。
(飯島 昇示)

なにが好評? どんな工夫が? 夏の高校生実習・体験

長野中央病院

7〜8月の8日間に、医師志望40人、看護師志望72人が参加。医師では若手医師とのフリートークが好評。受験や医学部での生活などにたくさんの質問が出ました。看護師は、今年から看護師以外の仕事の説明は職種ごとに行ったところ、「チーム医療がどういうものかよくわかる」と好評でした。
(岩下ちひろ/徳武 愛子)

上田生協診療所

7〜8月に実習や体験企画はありませんが、5月に市内高校前で「体験お知らせ」のチラシを配付し「看護の日」の企画で、体験会を行いました。将来医療関係の学校に進学したい高校生ならOKです。往診や訪問看護などの企画もあり、先輩ナースへの質問コーナーは少人数で行うので聞きたいことが気軽に聞けます。
(平林 美紀)

松本協立病院

7〜8月、9日間の高校生1日体験を実施。参加高校は13校、68人の受け入れをしました。医師・看護師志望以外に薬剤師・検査技師・PT・OT志望も受け入れています。患者さんとの関わり、ICUの中の見学、手術中の映像の見学、医師とのフリートークなどが好評です。
(黒川 梨絵)

諏訪共立病院

7〜8月の5日間に7校20人が参加。今年の受け入れ職種は薬剤師・看護師・OT・PT・医療事務です。検査技師や放射線技師希望の高校生の体験も可能です。希望する職種の職員がその日の実習や見学を担当しています。少人数で行うのできめ細かく質問にも応えています。
(酒井 暁史)

上伊那生協病院

7〜8月の7日間、8校39人を受入れました。看護師・介護士・検査技師・OT・PT・ST希望の生徒が参加し、そのうち看護師体験は6校19人。病院開設4年目となり、申込み高校も増えています。生徒は希望職種ごとに2 〜3人で、対応する職種の職員と実習します。複数回体験に参加している生徒も出ています。
(山浦 孝予)

健和会病院

8月の2日間、飯田・下伊那を中心に10校71人の参加がありました。医師・看護師、介護職、リハビリ、薬剤師、臨床工学技士、検査技師、放射線技師などさまざまな職種を体験できます。看護師体験では、春には注射・点滴などの技術体験、夏には病棟での足浴・手浴体験と異なるメニューを用意し、何度も来てもらえる工夫をしています。
(福澤 陽介)

東南西北

長 野

高原に子ども達の歓声

高原に子ども達の歓声

7月28日、戸隠高原で長野中央病院小児科お楽しみ会が開催され、144人が参加しました。雨も降ることなく、さわやかな高原で、魚とり、バーベキュー、流しそうめん、ゲームを楽しみました。「来年もぜひ参加したい」との声が多くありました。

東 信

初参加!上田わっしょい

初参加!上田わっしょい

7月25日の上田わっしょいに東信医療生協から初参加。企画したのはジャンボリーの職員たち。呼びかけに応え25人が集まりました。「上田にこんなに人がいたんだぁ〜」というくらいの人・人・人...。平和魂のリストバンドをつけて踊りました。

上伊那

第1回!あおばまつり

第1回!あおばまつり

8月8日、介護センターあおばで、初の「あおばまつり」を開催。通常デイケアも行いながら、総勢約80人の賑わい。豚汁をふるまい、やきそば・おにぎり・生ビール!かき氷・ヨーヨーなどの出店、地域からもフラダンスやお琴演奏など。売上2万円強は全額原水禁大会カンパへ。

諏 訪

JB居酒屋にようこそ!

JB居酒屋にようこそ!

諏訪共立病院院内ジャンボリー実行委員会では、10月の全国JBに向けた財政活動の一環で、月に1回「JB居酒屋」を開催しています。7月31日には今年最初のビアホールを行いました。生ビールサーバーをレンタルし、生ビール飲み放題を企画。大勢の職員と交流を深めました。

中 信

エンゼルメイクに「オ〜!」

エンゼルメイクに「オ〜!」

7月25日、連絡会訪問看護ST学習会「在宅におけるエンゼルメイクの実践」を17人の参加で行いました。昨秋に佐久総合病院地域ケア科師長の「その人らしさを目指したメイクのテクニック」の講習がきっかけ。化粧気のないスタッフが変身していく姿に「オー」と歓声も上がったほどでした。

飯 伊

笑顔はじける療養病棟夏祭り

笑顔はじける療養病棟夏祭り

7月23日、療養病棟の夏祭り&花火大会を行いました。夏まつりでは、初の試みで流しそうめんを行い、大盛況でした。夜は病院駐車場で花火大会を行いました。労組青年部・リハビリ科の協力もあり、ほとんどの患者さんが参加でき、楽しい時間を過ごすことができました。



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