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長野県民主医療機関連合会

アクセスマップ

〒390-0803
長野県松本市元町2-9-11
民医連会館2F
TEL.0263-36-1390
FAX.0263-33-1229

機関紙:長野県民医連

第243号 2010.09.25

患者さんの背景を考えられる医師に 長野中央病院1年目研修医の「バックグラウンドカンファレンス」

県連第3回新卒医師オリエンテーション

「導入期研修を始めた研修医たちをみていて『病態だけでなく、生活や社会的背景のことをよくつかんでいる』と感じました」と研修プログラム責任者の番場誉医師。その内容を社会保障の観点から評価する場として、「県連第3回新卒医師オリエンテーション」の中で、「バックグラウンドカンファレンス」が行われました。
7月24日、長野中央病院医局図書室。4人の研修医と導入期研修に関わった長野中央病院職員と番場誉医師、三浦英男医師、鈴木順医師、上島邦彦医師、和田浩医師のほか医局担当事務職員の計18人が参加しました。

気になる患者さん35人を抽出

研修医は4月に、県連・地協・全日本民医連が主催する新入医師オリエンテーションに参加。5~7月は導入期研修を行いました。
導入期は総合内科病棟で「シニアレジデント」と呼ばれる3~5年目の医師のフォローの下、基本的な手技を習得する他、患者さんと向き合う「イロハ」や、病棟スタッフ・病院職員との関わり方を学びます。
そのなかで、研修医が受け持った入院患者さん50人のうち35例について、「社会的背景」「生活背景」の視点からサマリーを提出しました。90代の糖尿病患者さんの家族から「長く入院していられますか」と聞かれ、家族介護の大変さを考えさせられた症例や、経済的問題から受診を控えていた症例に初めて出合ったという報告もありました。

制度相談に医療福祉相談室へ

研修医が受け持ったAさん(60代)は、「呼吸が苦しい」と来院し、精密検査のために入院となりました。経営していた会社が倒産し、症状があっても受診を控えていました。長く病院にかかっておらず、検査で心臓や腎臓の病気が次々と見つかりました。糖尿病性慢性腎不全と診断され、透析導入が検討されました。しかし、経済的なことと、病院まで車で30分かかる所に住んでいたため、「透析を始めたら近くに通院できるところがあるか」「長野中央病院に通院できるのか」を心配していました。
研修医は「Aさんが治療に前向きになったとしても、治療費の心配や通院手段の問題が解決されないと、治療が先にすすめられない」と考え、Aさんが申請できる社会保障制度があるか相談室に出向いて相談しました。生活保護制度を使い、新居の敷金礼金を制度の範囲内なら自分で負担しなくてもいいことがわかり、さっそくAさんに伝えました。Aさんは入院中に生活保護を申請し、病院近くに住まいを見つけることができました。退院後は歩いて透析に通っています。

相談員に社会保障制度の概要を学ぶ

自発的に学びあう4人の研修医のみなさん
自発的に学びあう4人の研修医のみなさん

「バックグラウンドカンファレンス」では、長野中央病院の酒井美枝相談員が社会保障制度の概要を話しました。酒井さんは「申請主義なので、患者本人が申請しないと制度が使えない。もし先生方が特定疾患と診断したなら、制度に結びつくように相談員につなげるか、先生から患者さんに話していただきたい」と語りました。
また、研修医が提出した35症例について、「どんな制度を利用できるようになったか」「その後の状況」などを報告しあいました。

報告された事例

Bさん(30代・女性)は「不明熱」で入院しました。入院前は夜の仕事の他にアルバイトをして、北海道の実家へ仕送りをしていました。
実家では兄が母親を介護しています。状況から生活保護対象になると考えられたので、北海道民医連を通じ、地元の「生活と健康を守る会」(生健会)を紹介してもらいました。酒井相談員から「生健会」に事情を話し、生保申請をしてもらいました。

患者さんの背景を理解できる医師へ

番場医師は「バックグラウンドカンファレンス」を次のようにふり返りました。
「今回の『カンファレンス』は初めての試みであり、1例ごとに検討したというよりも、どんな援助ができたかを交流する会でした。しかし、35症例をまとめたことで、いかに多種多様な患者背景があるかが実感できたのではないでしょうか。
今後は、具体的に問題解決にあたってみる実例形式のカンファレンスにするのもよいと考えます。患者さんの背景を理解し全人的に対応することは、臨床医の力量のひとつですし、臨床研修の目標でもあるからです。」

100の事例から見えてきたものは... 長野県連『介護困難事例集100事例』を発行

全介護事業所と職員から発信

介護困難事例集100事例
介護困難事例集100事例

9月初旬、長野県連はさまざまな理由で介護が困難になっている事例を集めた事例集を発行しました。
制作は、今年1月に県連介護ウェーブ推進事務局が、県連内すべての介護事業所と職員に、困難事例とやりがい事例の発信をお願いするとことから始まりました。これは、民医連職員が利用者や家族の置かれている現状を具体的に明らかにすることにより、介護保険制度の充実につなげる事や、また介護の専門職として誇りをもって仕事をしている事を知ってほしいとの思いからです。


複雑に絡みあう介護問題

100の困難事例は、5つに分類しました。Ⅰ 支払いが困難でサービスが受けられない、Ⅱ 特養などの施設が不足して困っている、Ⅲ 認知症に関わること、Ⅳ 独居または老老介護・シングル介護などで介護や生活が家族1人の肩に重くのしかかってしまった介護力問題、Ⅴ その他、認定制度に関わることなどです。しかし、どれも簡単に分類することができないほど多岐にわたる困難が絡んでいるというのが実情です。
11月に国が提案する介護保険改定へのまとめや12年の介護報酬改定に向け、各事業所や県連で、ここに凝集されている介護保険制度の改善への重要なヒントを見逃さず、共同組織や地域のみなさんも交えた学習や自治体との懇談などにこの事例集を積極的に活用することを計画しています。「介護やりがい事例集」も近く発行の予定です。
(県連・風間 栄子)

事例43

認知症独居の方を支援して

70歳女性 独居(デイケア週4回、訪問介護月15回、ショートステイ月1回)

調

理、家事、入浴などが1人では出来ないため、少し離れたところに住んでいる娘が週2~3回食品の買い出しや家の掃除等行ってくれる。昼間1人で家にいると不穏になるため、週4回デイケア、月1回ショートステイと月15回位ヘルパーを利用しているが、限度額を超えて自費で利用している。
デイケアに行かない日でも玄関の外で待っているため、近所の方や民生委員が声をかけて家の中に入れてくれる。電灯のスイッチの場所、こたつや電気ポットのコード等突然わからなくなり、パニック状態で娘の所に電話してくる。電話口でも言葉が出てこなくなり、あわてている様子なので娘は夜でも高速道路利用して30分で到着すると「何しに来たの?」と言われ、介護にも疲れている。
グループホーム入所手続きしているが、待機中。本人も不安で、ケアマネが訪問すると「一人で暮らすのがイヤだ」と突然泣き出す。早く安心して暮らせる認知症のグループホームに入所出来るといいと思う。(ケアマネより)

薬害根絶デーに参加して

薬害根絶の碑の前で、厚労大臣に要望書提出
薬害根絶の碑の前で、厚労大臣に要望書提出

薬害根絶デーとは、全国薬害被害者団体連絡協議会が中心となって行っているとりくみです。今年は8月25日に東京地裁で薬害イレッサ訴訟の結審があったので、イレッサの勉強会と結審の傍聴を兼ね行われました。長野県連からは新人を中心に5人の薬剤師が参加しました。
薬害は、疾病を治療することが目的の医薬品によって、逆に被害を受け、時には命すら失ってしまうという、薬に関わっている者として大変残念で許せない問題です。薬には副作用が必ずありますが、薬害は防げるはずのものを製薬会社や行政が見逃したものです。イレッサについては、最初の2年間だけで数百人が命を落とす結果となり、治験や認可が適切であったのか疑問を感じざるを得ません。
このような会に参加でき、改めて薬害を防ぐ必要性を強く感じ、貴重な機会となったことに感謝しています。(松本協立病院・洞田さん)


患者さん・利用者さんに昔ながらの料理を提供したい

県連調理師部会が「郷土料理」調理実習研修

調理風景
調理風景
完成した郷土料理弁当の一例(健和)
完成した郷土料理弁当の一例(健和)

8月17日(火)、下諏訪公民館に5つの事業所から12人の調理師が集まり、「郷土料理弁当」の調理実習を行いました。

調理実習は、

  • ① 味のプロとして伝統ある料理を知り学ぶ
  • ② 患者さん・利用者さんに懐かしい味を提供する
  • ③ 県連統一メニューの研究

を目的に行われました。

5月の部会ではイメージがわくようにと、盛り付ける食器を選び、購入しました。
実習は、事業所ごとに弁当を作成しましたが、同じ食器に盛りつけたので見た目も検討でき、試食では「取り入れたい料理がたくさんあった」と好評でした。
今後は、主食・主菜・副菜・副々菜毎にカロリー設定しての調理実習研修会を検討します。また、常食以外の軟菜やミキサー食でも対応できるように工夫する予定です。

各院所の献立

長野:
ささ寿司・信州サーモンの茸ソース・冬瓜の煮物・芋なます・もろこし豆腐
松本:
ご飯・山賊焼き・スイカの漬物・ナスのわさび味噌田楽・とりわさ・ニラ煎餅・ワンパ
塩尻:
ご飯・山賊焼き・干し揚げの煮物・塩丸いかの酢の物・アスパラのごま味噌和え・赤ワイン寒天
諏訪:
ひつまぶし風ご飯・御柱に見立てた肉巻きフライ・わかさぎ南蛮漬け・凍り豆腐の煮物・川えびとじゃがいもの煮物・塩イカと菊の和え物・セロリの漬物・かりんゼリー
健和:
酢サバ押しずし・ジンギス焼肉・粉豆腐のコロッケ・こんにゃくの白和え・ねぎダレおでん・ゆべし・市田柿

山形村9条の会「戦争体験を聞く会」に110人

7人が戦争体験を語ってくれました
7人が戦争体験を語ってくれました
戦時中によく食べたという「すいとん」を試食
戦時中によく食べたという「すいとん」を試食

山形村9条の会は、08年12月に結成され、現在呼びかけ人22人、賛同人52人。山形協立診療所に事務局があり、人口過半数の「9条署名」を目標に運動をすすめています。9月5日(日)には「戦争体験を聞く会」を開催し、110人が参加しました。村長も来賓として出席しました。

村内在住の戦争体験者の方々から直接体験を聞き、「戦争は絶対にしてはいけない」と多くの人に実感してもらおうと企画した会は、半年前に「語り手」を募集するところから準備を始めました。9条の会メンバーや友の会員さんに呼びかけてもらい、当日は7人の方が語ってくれました。また、なるべく「戦争」を感じてもらえるよう、会場の山形村トレーニングセンター内には当時の写真や物品を展示、「すいとん」試食も行いました。
戦争の生き証人の話は、重みと説得力がありました。義勇少年兵として満州へ渡った、勤労学徒動員で学校生活のほとんどを工場で過ごした、幼少の頃に戦争で両親を亡くし親戚に育ててもらった、空襲後の焼け野原で死体の山を焼いている光景を目の当たりにしたなど。共通していたのは、「戦争に対する憎しみ」と「平和への願い」をそれぞれの言葉で表現されていたことでした。
参加した職員からは、「一生懸命語ってくださり、うれしくありがたかった」「戦争の被害は、いつ消えるという事がないのだと考えさせられた」などの感想が寄せられました。頭が下がる思いだったのは、92歳女性の「時々憲法9条って何?と聞かれることがあります。正しく答えられるようにこれからも勉強していくつもりです」という言葉です。
戦争体験を語れる方はどんどん少なくなっていますが、私たちがその想いをしっかり受け止め、後世に語り継いでいく責任があると強く感じた集会でした。
(高津 隆行)

月間中に3600人の新しい仲間を「拡大・強化月間」を成功させよう!

月間は9月~11月。共同組織の拡大、「いつでも元気」の職員購読率アップ、地域訪問を共同組織のみなさんとともにすすめます。各地のスタート集会のもようを紹介します。

長野 沖縄医療生協のとりくみに学ぶ

沖縄医療生協のとりくみに学ぶ

8月28日(土)、生協強化月間スタート集会には140人を超える組合員、職員が参加。沖縄医療生協の真境名元康専務理事の「健康をつくる、平和をつくる~沖縄医療生協のとりくみ」と題する講演が行われました。沖縄の歴史から辺野古基地反対闘争、新沖縄協同病院建設まで、わかりやすく示唆にとんだ内容でした。また、レインボー体操の実演(写真)も行われ、「左右非対称はとてもむずかしいがリフレッシュした」「ぜひ班会でもやってみたい」など好評でした。

東信 元気にとりくむヒントもらった

いきいき元気な組合員活動

8月28日(土)、第5回支部活動交流集会に80人が参加しました。日本生協連医療部会の吉田満さんから「いきいき元気な組合員活動」の講演を聞きしました。また、3人の支部長さんが支部の活動を報告しました。参加者からは「楽しい活動で'輪'をひろげたい」「元気にとりくむためのヒントがたくさんあった」などの感想が出されました。

中信 「健康と思いやりの絆を広げよう」大腸がん検診班会への取り組み

増田すな子理事

8月28日(土)、中信健康友の会のスタートダッシュ集会が行われました。参加者は約160人。岩須靖弘県連事務局長から月間の意義について、大腸がん検診草分けのヘルスコープ大阪の増田すな子理事(写真)からは、大切な人の命を守る大腸がん検診にかける熱い想いとその実践を学びました。今年から大腸がん検診班会を開いている塩尻と大町の友の会からは、とりくみを通じて班が元気を取り戻したとの声が寄せられました。

諏訪 木遣りで決意を確認

月間学習会

健康クラブ泉の会では9月1日(水)に、中信健康友の会の宇留賀康事務局長を講師に月間学習会を開催しました。中信勤医協と南信勤医協の歴史を重ね、兄弟病院として助け合っていこうと話されました。また、大町協立診療所が多くの友の会員さんや地域の方と協力して建設された経験を聞き、改めて私たちの病院や施設も「住民立」の事業所であることを心に刻みました。学習会の〆は諏訪らしく御柱の木遣りで月間をやり抜こうと参加者全員で決意を固めました。

上伊那 グループ討論で「これから」をイメージ

強化月間スタート集会

9月1日(水)、「強化月間スタート集会」が組合員・職員合計165人の参加で行われました。11のグループに分かれ(写真)、上伊那地域の命とくらしを守るために①現状②ありたい姿③これからの行動、を話し合い、模造紙に集約しました。「地域に出て行くことが第一歩」など決意が語られました。
9月10日(金)には生協診療所いいじまでも初めて独自に開催しました。

飯伊 全職員参加で訪問へ

秋の運動と共同組織拡大強化月間

9月1日(水)、ゆいの里が加盟した5法人合同の「秋の運動と共同組織拡大強化月間」スタート集会が開催され、75人が参加しました。
岩須靖弘県連事務局長を講師に、新綱領の中の共同組織の果たす役割を参加者で再認識。月間推進委員会事務局からの行動提起では、全職員参加の社員宅訪問について具体的な方法や問題について活発な議論が行われました。目標は、地域に出る活動、「月間中500人の友の会員増」、1000人の便潜血チェック、健康まつりの成功などです。


あなたの職場にこんにちは!長野中央病院臨床工学科 他職種から頼られる体育会系技士集団

臨床工学技士とは 医師の指示の下に、「生命維持管理装置の操作及び保守点検」を行うことが主な仕事です。たとえば人工心肺装置や人工呼吸器の操作や点検、医療機器の管理です。(血液浄化センターのスタッフと)

今年の「ピーチャリ」には、長野中央病院の5人の臨床工学技士が参加。上田の「元気倶楽部まゆ」から、他の参加者が車で帰るところを、元気いっぱいに自転車をこいで長野まで帰っていきました。現場での仕事だけではなく、社保活動にも積極的に参加をしている11人の体育会系技士集団。彼らのパワーが十分に発揮されている臨床工学科を紹介します。

患者さん最優先を仕事の軸に

「自分たちの業務の都合を優先せず、患者さんの立場に立つ医療を心がけています」と語る有賀陽一科長。医療生協が掲げる「患者の権利章典」や「民医連綱領」を常に意識するため、毎月の職場会議では各自がチェックシートを基に自分たちの業務や患者さんへの接し方について振り返りを行っています。
有賀科長は「年に数回の学習だけではなく、常に自分の行動を振り返り分析することが大切です」と続けます。メンバーもひとつひとつの業務に責任を持ち、患者さんと話をする時間を大切にしています。

他職種とのかけ橋で厚い信頼

共に業務をする時間の長い血液浄化療法センターの看護師とは、毎月合同の職場会議を行っています。
血液浄化療法センターの山本秀子科長は、「臨床工学科は周りの職場から頼られる存在」と話します。3階病棟の山田幸代師長も「医療機器のプロフェッショナルで、看護の立場にたってわかりやすく説明をしてくれる」と。周りの職場からも厚い信頼を受けていることがわかります。
また、カテーテルや内視鏡で業務を共にする医師や技師とは定期的な会議に加え、報告書の共有を図ることで意思統一をはかっています。診療放射線科の原一幸科長も「部分最適ではなく全体最適を意識しているプロフェッショナルな集団」だと評価をしています。
それは、院内のホームページを活用して、自分達の業務状況を紹介したり、学習会の提起をしていることに裏付けられています。

臨床工学技士とは 医師の指示の下に、「生命維持管理装置の操作及び保守点検」を行うことが主な仕事です。たとえば人工心肺装置や人工呼吸器の操作や点検、医療機器の管理です。(血液浄化センターのスタッフと)

大きなやりがい

6年目の金澤孝一さんは「役割を持たせてもらうことは確かに大変だと感じることもあるげれど、やり遂げた時の達成感は大きい。モチベーションアップになっている」と話します。
新人の山崎友和さんも「今は無我夢中で、教えてもらったことを精一杯行っている段階だが、手術やカテなどの業務に幅広く携わることができることが魅力で、やりがいにもなっている」と話します。

*    *

患者さんの治療や生命に直結する機器を管理するプロ集団が集う部屋の机に置かれているのはパソコンのみ。医療機器は管理場所がだれでも一目でわかるように整理されていました。部屋を見ただけでも彼らのプロ魂を感じとることができました。
(取材・檀原弘幸、大西英之)


ちょっといい話 地域の協力で夜間避難訓練を実施

夜間避難訓練

9月6日(月)、諏訪共立病院で午後7時~8時に、夜間避難訓練が行われました。
病院前には災害救助隊本部も設置され、地域の災害救助隊のみなさんとともに入院患者さん役の職員を病棟から避難させる訓練を行いました。消防車や救急車も出動する大がかりなもので、約100人が参加しました。

地域災害救助隊は病院の近隣の方による組織で、41人の方に登録していただいています。当日は下諏訪町第一分団消防団、下諏訪町消防署からも参加があり、放水訓練や消火訓練を行いました。地域の協力に感謝しつつ、患者さんと病院を災害から守るために日常的に防災の意識を高めていきたいと思いました。(古田さん)



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