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長野県民主医療機関連合会

アクセスマップ

〒390-0803
長野県松本市元町2-9-11
民医連会館2F
TEL.0263-36-1390
FAX.0263-33-1229

機関紙:長野県民医連

第262号 2012.06.25

長野県は窓口無料を1日もはやく!

「救えるいのちの多さ」を記者会見でアピール

「せめて、子どもと障がい者がお金の心配なしに医療が受けられるようにしてほしい」「37の都府県で行っている窓口無料化制度が、なぜ長野県でできないの?」――貧困と格差が深刻化し、窓口で医療費を払えないために医療から遠ざかる患者さんが増えています。窓口での無料を求める県民の声は「福祉医療給付制度の改善を進める会」(以下「進める会」)が団体署名を取り組む中で急速に広がっています。短期間で多くの賛同署名が集まったことから、「進める会」は6月14日に県庁で記者会見を行いました。
「進める会」原副会長
「進める会」原副会長
ポプラの会の山本さん
ポプラの会の山本さん
鈴木保険医協会会長
鈴木保険医協会会長
新婦人から3人のお母さん
新婦人から3人のお母さん
県連から5人のSWが参加(後列)。「窓口無料で多くのいのち救える」と訴えた
県連から5人のSWが参加(後列)。「窓口無料で多くのいのち救える」と訴えた

短期間で急速に賛同広がる

「進める会」では3月に阿部知事に4万3千余の個人署名を手渡し、制度実現を求めましたが、知事は明言を避けました。その後、「進める会」では県議会宛の団体賛同署名に取り組んだところ、14日までにこれまでにない320団体から賛同が寄せられました。
賛同署名を持って、6月県議会開会日にあわせて県議会各会派を訪問し、要請を行います。請願項目は①子どもや障害者の福祉医療給付制度は窓口無料(現物給付)に、②制度のあり方を検討する場をつくり、子どもの親や障がい者など当事者を参加させることです。

記者会見で実態を告発

記者会見で、「進める会」の会長メッセージを代読した原金二さん(県推進協)は、「現在の自動給付方式が導入される際も、手数料が300円から500円に上がった時も、当事者の声は反映されなかった。ぜひ、私たちの声を聞いてほしい」と訴えました。
ポプラの会(精神障がい者の会)から参加した山本さんは、「私自身もいくつもの病気をもち、窓口での医療費の支払いが大変。仲間の多くが障害年金受給者で月6~8万円で暮らしている。社会復帰施設で働いても、もらう工賃より支払う利用料の方が高い。親が元気なうちはいいが、将来が心配」と実状を告発しました。
新日本婦人の会からは3人のお母さんが参加。「お財布の中身を気にせずにお医者さんにかかりたい」と語りました。

病気が軽いうちに受診することが一番大事

「窓口無料にすれば、コンビニ受診が増えると心配する声もあるが、それはまちがい。病気が軽いうちに受診することが一番大事」と強調したのは長野県保険医協会会長の鈴木信光歯科医師。群馬県が行った窓口無料の影響調査結果を示し、時間外診療が減っていることを示しました。「窓口無料にしていないのは長野県の他10道県だけ。医療機関の体制はできている。かかりやすくするのは行政の仕事です」と県の姿勢を指摘しました。

報告する鮎沢さん
報告する鮎沢さん
司会は社保協の湯浅事務局長
司会は社保協の湯浅事務局長

長野県看護協会・長野県薬剤師会と懇談

長野県民医連では宮澤洋子事務局次長が県社保協事務局長と一緒に、長野県看護協会と薬剤師会を訪問し、懇談しました。

私自身、懇談は初めての経験でした。看護協会の役員さんから「山梨県で窓口無料がすすんだのはどうしてですか?」などの質問もされ、関心が高いことがわかりました。行政で制度に携わっていた役員もおられ、市町村のご苦労をお聞きすることもできました。懇談することでお互いの理解が深まり、問題意識が鮮明になると感じました。(談)

小児科医のメッセージを届けました

小児科医の思いを報告する福田さん
小児科医の思いを報告する福田さん

塩尻協立病院医事課の福田純子さんが中信勤医協の寺内昭子医師、鈴木直美医師のメッセージを紹介しました。
(要旨)診察室で経済的な理由から「薬を減らして欲しい」「検査はこの次にして欲しい」という声を聞きます。症状が重くなってから受診するお子さんもいます。発達障害のお子さんやてんかんのお薬は高額で、後から戻って来るにしても、いったん窓口で支払うことが家計に負担となっています。お金の事を心配せずにどの子にも平等に医療をうけさせたいと願っています。

みんなの思いを激動の国会へ!

闘っているのは医療者だけじゃなかった

小児科医の思いを報告する福田さん小児科医の思いを報告する福田さん

5月23日、中央社保協主催の国会行動に長野県から20人(県連からは11人)が参加。職員・患者さん・共同組織のみなさんからの「ひと言カード」270枚を持って、長野県選出議員12人を訪問し懇談しました。

参加者の声

塩尻協立病院(リハビリ科OT)

民主党でも消費税増税に反対を表明している議員がいるので、今が要請のチャンスだと思いました。民主党は与党になってから、一議員が署名を受け取ることを拒否しますが、メッセージカードは渡すことができました。少しでもみなさんの声が反映されればいいと思いました。

健和会病院(看護)

一体改革についてはテレビで耳にしたことがある程度の知識でした。医療だけでなく保育や農業といった各分野の団体の方が、現場の声を届ける姿を見て、この改革がどれほどまでに国民生活に影響を及ぼそうとしているものか、緊迫した様子を肌で感じることができました。
私は消費税増税に関して、国民の負担が増えてもそれが社会保障の充実につながるなら仕方ない、と当初思っていましたが、この経験でいろいろ考えました。今後も学び考えていきたいと思います。

健和会病院(看護)

私は、今大きな問題になっている「社会保障と税の一体改革」などあまり関心がなく、知らないことばかりでした。国会行動に参加したことで、健和会病院にも経済的に受診が困難な事例がいくつもあることを知り、当たり前に病院にかかることもできない危うさが身近にあると実感しました。
自分たちの生活を自分たちで守るためには、一人ひとりが声を上げて共に行動し続けることで自分たちの意志を伝えていかなければ、なにも始まらないと思いました。

総会方針学習月間で工夫ある取り組みひろがる DVD「未来へのカルテ」が好評

「全職員が学習会に参加しよう」「主任以上の役職者・医師は100%読了しよう」と、学習月間がすすめられています(6月末まで)。
全日本民医連学習用DVD「未来へのカルテ」を使い、交代勤務で一度に職員が集まりにくい職場でも「みんなが視聴できるように」と上映会が何回も計画されています。共同組織の役員会でも視聴し一緒に学んでいます。

健和会病院 階段にクイズが
健和会病院では、学習月間の推進のために階段踊り場にクイズを掲示。3択クイズが第3問まで出されました。「答えは何かな?」とめくるとメッセージも...

東信全職員で学ぶ総会方針 教育委員事務局 清水竹子さんに聞きました

東信医療生協では、5月に3回の学習会を行い、ほぼ全職員が参加しました。
「どうやってすすめるか?」を①講師は岩須靖弘県連事務局長②構え大きく、全員が入れる会場を借用③参加できない職員はフォロー学習会④生協役員にも参加を呼びかけよう、と具体化しました。
5月19日はしんきんホールに法人の全事業所から66人(職員の約7割)、理事は6人が参加。いろいろあって大変な時に、「職員と一緒に学ぼう」と出てきてもらったことがうれしかったです。
職員からは、「いざというとき動ける組織を誇りに思う(震災支援)」「困っているスタッフや利用者さんに手を差し伸べられる人間になりたい」などの感想が寄せられました。
その後2回の学習会を、DVDの視聴と全日本民医連総会の代議員2人の報告で行いました。松澤伸洋医師が学習会に2回参加していることが、職員を励ましています。医局会議でもDVD視聴を行います。

各法人、事業所の取り組み 長野中央病院
各職場DVD視聴とそれに基づく討論
老健ふるさと 連続学習会
東信医療生協 連続学習会(3回)、ニュースNO.2
中信連絡会 各事業所で昼・夜の連続DVD視聴
南信勤医協 医局でDVD視聴
上伊那医療生協 6/24総代会でDVD学習
老健はびろの里 連続学習会
健和会病院 連続学習会(10回)
ゆいの里 連続学習会(7回)
長医協 くり返し学習し、参加率200%
県連JB実行員会(5/26) 総会代議員が講師、事前学習・意見発表

長野県民医連SW委員会が抗議の「声明」加熱する生活保護バッシングは「本質」のすり替え

生保バッシングを危惧する「東京新聞」の記事 理事会作成の「学習3点セット」

女性週刊誌でお笑いタレントの母親が生活保護を受給している事が報じられ、テレビや新聞ではいっせいに、生活保護の締め付けが必要であるかのような報道が続きました。その報道を背景に、小宮山洋子厚生労働大臣は、親族による扶養を義務づける法改正を検討すると表明。医療や福祉の現場で生活保護を受給している患者さんや利用者さんと日々接している長野県民医連のソーシャルワーカー(以下SW)が怒りの声をあげました。

恥ずべきは弱者を追い詰める社会

「あのお笑いタレントは、『生活保護を受給して恥ずかしい』と言わざるをえませんでした。でも恥ずべきは弱者を追い詰める社会ではないでしょうか。生活保護を、どんな暮らしを経て、どんな思いで受けているのかを知っている私たちが、今黙っていては存在の意味がないと思ったんです」。県連SW委員会の鮎沢ゆかり委員長(諏訪共立病院)は声明を発表した思いを語ります。

松本協立病院の職場代表者会議でさっそく学習会(6/13)
松本協立病院の職場代表者会議でさっそく学習会(6/13)
松本協立病院の職場代表者会議でさっそく学習会(6/13)

本当に必要な人が申請をためらうことが問題

全国からは、「生活相談会に来た受給者が、保護を返上した方がよいのかと訴えてきた」「福島県では震災義援金を支給された受給者の打ち切りが問題になったが、ほとんどの人は再申請していない」という報告が寄せられています。
長野県内でも6月上旬、東信地域のある自治体で、医療費の支払いができず受診を我慢していたAさんが生活保護申請の相談に行ったところ、窓口で「県内に親戚がいなければだめ」と拒否(担当部局では言ってないとコメント)。Aさんはいったん申請をあきらめましたが、生活と健康を守る会(生健会)が同行したところ、無事に申請することができ、治療を継続しています。また南信地域でも「親族の扶養」を求める対応が報告されています。
「加熱した報道が行政窓口の対応に影響を与えた」という指摘もあります。「本当に必要な人が申請をためらい、受給できなくなることが問題」と関係者は懸念しています。

「学習3点セット」を活用し、一人ひとりが深い理解を

しかしマスコミの影響を受け、全体の0.4%(支給額ベース)に過ぎない「不正受給」を理由に、生活保護制度の見直しに賛同する世論がある事は無視できません。
長野県民医連理事会は「今回の問題について冷静に、正確に、ていねいに学び、一人ひとりの職員が生活保護制度についての深い理解を進められるように」と、「学習3点セット」(声明、生活保護問題対策全国会議論文、新聞記事)を全職員に届ける決定をしました。松本協立病院では職場代表者会議で、赤坂律子SW(写真下)が「マスコミは問題をすり替えて報道し、視聴者もそれに乗せられている。正確な理解が必要です」と内容を説明しながら学習を呼びかけるなど、活用が始まっています。

みんなでつくろう、考えよう

長野地域連絡会の「事務人事方針案」~はじめての事務職員集会ひらかれる~

施設全景

5月30日夜、初めての事務職員集会が、対象98人中72人の参加で開催されました。
集会では、民医連事務職員としての育成と成長のための事務人事方針案が提案され、11グループに分かれて論議しました。
また、事前に新人から理事長まで30人以上の事務職員にヒヤリングをしたという消化器内科部長の小島英吾医師から「医師の立場から民医連に働く事務職員への期待」というテーマで講演がありました。
参加者からは、「事務の育成は本当にこれから。誰にもわかりやすく、期待されていることがわかる人事方針をみんなでつくりたい」「こんなにも大勢の人が民医連事務職として成長できたら本当にステキなこと」、また講演についても、「"誰もが認める圧倒的ないい仕事で信頼を勝ち取れ!"の言葉を自分のものに」「"民医連の事務として声なき声に想いを寄せ、君の力で助けてやれ!" 大切なことと心に響きました。」など感想が寄せられました。
提案された事務人事方針案は職場の論議を踏まえ、8月開催予定の2回目の事務職員集会で討議され、10月に決定される運びです。(藤沢 薫)


私たちが行動することで平和を創り出したい

Y・P委員会の活動から

学習会には「はやしの杜」からも参加
学習会には「はやしの杜」からも参加

今年の県連総会で健和会病院若手職員の平和への取組み「Young Peace」が注目されました(5月号既報)。
昨年の原水禁世界大会参加者が現地の人にも指摘され、「事前に学習してから大会に行けば良かった」と集まりをもったのがきっかけでした。健和会病院・はやしの杜・ゆいから参加した職員・今年参加予定の職員が、一緒に学習や行動をしています。
健和会病院外来医事課の3人の職員(写真)から、現在の思いや抱負を聞きました。

「署名活動をやっても本当に平和がえられるかどうかはわからない」という葛藤もありますが、与えられるだけでなく、「自分たちから行動することで平和を創り出したい」と考えています。
戦争中の原子爆弾によって引き起こされた放射能被害が、昨年3月11日の福島第一原発事故によって日本で再び起きています。浜岡原発がもし同じようになったら、飯田に住む私たちにも被害が出るでしょう。まずは放射能に怯えなくてよい生活が「平和」の一側面だと思います。

左から福澤彩さん(4年目)、熊谷香織さん(2年目)、大槻友里さん(3年目)
左から福澤彩さん(4年目)、熊谷香織さん(2年目)、大槻友里さん(3年目)

今起きている原発事故について学ぶことで、平和でなかった時代、原爆が落とされた時代のことを考えました。原水禁の際に見た、焼け焦げた人の写真。人がこんな目に遭っていいのか! 本当にあったことなのか! なんでこんなことを当時の人々はしてしまったのか? 平和でない世の中で暮らしたくないです。食べ物もない! 服もない! 大切な人も死んでしまう! 今は平和かもしれませんが、再びそんな時代にしてはいけません。
写真や歴史の授業などでしか平和でなかった時代を知らないので、今学ばないとますます知らなくなってしまいます。独りで学ぶのは億劫でも、みんなで学べば積極的になれます。今後はさらに学習の輪を広げ、院所を超えて同期・先輩・後輩みんなに伝えていきたいです。ピーチャリ、行ってきます!


「お腹が痛くない」と患者さんに好評

大腸内視鏡検査 塩尻協立病院

塩尻協立病院では、5月中旬から、大腸内視鏡検査の際に芹沢昌史医師の提案で二酸化炭素の使用を開始しました。
今までは、消化管を広げるために、検査の際に空気を送気していました。しかし、管内にある空気のために腹部が膨張して腹痛が生じ、検査後は患者さんもつらそうでした。二酸化炭素は吸収が非常によく、検査後の腹部の張りは速やかに改善します。検査後の患者さんからは、「腹痛やお腹の張りも少なくなった」と好評です。
(外来看護師・熊谷 峰子)

2分で読めるミニ学習

イラスト

原発なしだと電気がたりない?

原発をすべてなくすと電気がたりなくなりませんか?


原発をなくしても電力は確保できます。
5月5日にすべての原発が停止しましたが、電力は確保できています。昨年の夏、最高気温が軒並み30度を超えた際、ほとんどの原発が停止している中で、東京電力は140万kwの電力を融通するなど余力もあります。
今年5月7日の公表によれば、電力の供給力は東北電力も東京電力も需要予想を上回っています。節電とほかの電力の開発につとめればすむ話です。
原発の安全性、使用済み燃料の処理の問題などを考えれば、早晩、「原発」で電力をまかなう事はできなくなります。
日本の気候と土地利用の状況を考えれば、必要とされるエネルギーのすべてをまかなう能力があります。その時に向け、炭酸ガスを排出しない再生可能な自然エネルギーの開発・普及に取り組むことが求められます。
(原発をなくす新潟県連絡会「『原発ゼロ』が必要な理由Q&A」を参考に構成しました)

上伊那生協病院 6月1日無料低額診療事業開始

これにより県連の全病院で実施

6月1日無料低額診療事業開始
パンフレット

上伊那生協病院では6月1日から無料低額診療事業を始めました。先がけとなった諏訪共立病院をはじめ各病院の手続き・パンフレットなどを参考にさせていただきました。
事業開始に先立ち上伊那医師会をはじめ、役場、社会福祉協議会など9か所を訪問して懇談し、説明しましたが、ほとんどの訪問先で制度は知られていませんでした(写真)。最近再開された上伊那医療生協のSOSネットワークや病院で継続している「気になる患者訪問」活動とリンクさせ、「目とかまえ」を磨いていきたいと思います。
(法人事務局長・ 山﨑 健志)

東南西北

上伊那

上伊那地区障害者スポーツ大会に参加

上伊那地区障害者スポーツ大会に参加

6月9日、第40回上伊那地区障害者スポーツ大会に訪問リハビリの利用者さんを中心に参加しました。雨のために体育館での1種目のみの実施となりました。結果はさまざまでしたが楽しく参加することができ、利用者さんからは早くも来年への意気込みも聞かれました。来年も是非参加したいと思っています。

諏 訪

つるみね共立診療所で健康まつり

つるみね共立診療所で健康まつり

6月10日、つるみね共立診療所で、増築したデイケア室や拡張した駐車場を利用して健康まつりを開催、晴天の下、500人以上が参加しました。健康チェックや医療相談、模擬店やバザーのほか、舞台では木下真理子診療所長の医療講演のほか、地元中学吹奏楽部の演奏や小学生のチアダンス、歌声で盛り上がりました。

中 信

大町協立診療所健康まつりに350人

大町協立診療所健康まつりに350人

6月9日土曜日に第3回大町協立診療所健康まつりが行われました。あいにくの雨にもかかわらず350人を超える来場者があり、各支部が出店したたこ焼きやとん汁、おこわなどほとんどの商品も売り切れになるなど、たいへん盛り上がりました。来年は晴れを祈るばかりです!

飯 伊

てるてる坊主で梅雨対策

てるてる坊主で梅雨対策

6月13日、健和会病院では恒例の病棟レクリエーションで「てるてる坊主作り」を行いました。約20人が参加し、体操に続いて制作を開始。一人でできる方、職員の手伝いが必要な方も、可愛いてるてる坊主ができました。降水確率50%だったのにもかかわらず、翌日は気持ちの良い晴れ! この調子で梅雨を乗り越えます。

長 野

組合員交流集会

組合員交流集会に174人

6月9日の交流集会では「長野医療生協50年の組合員活動のあゆみとこれからの期待される取り組み」と題し、元長野医療生協専務理事の高藤美和子さんが講演。組合員・職員10人も「私と医療生協」のテーマで熱い思いを語りました。また、46支部の歴史や活動をまとめたポスターセッションも注目を集めました。

東 信

ピーチャリプレ企画で平和学習会

ピーチャリプレ企画で平和学習会

6月7日、東信医療生協ではピーチャリ実行委員会主催で平和学習会を行い、15人の職員が参加しました。ピースゼミナールで学んだ沖縄戦の歴史や現在の状況などを発表し、平和について参加者と一緒に考えました。当日参加できない職員も含め「平和でなければ豊かな医療・介護は実現できない」と実感できました。


長野県連の事業所は現在100を超えています。「どこにどういう仲間がいるの?」「大切にしていることを知りたい」という声から、事業所を紹介する新コーナーが出発します。

諏訪 小規模多機能ケア米沢の家

米沢の家全景
米沢の家全景

2011年12月1日にオープンした当事業所は、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることを支援する地域密着型の施設で、通所を中心に泊り・訪問も行います。
東には八ヶ岳、南には南アルプスを望む高台にあり、眼下には鋳物師屋の集落が広がっています。
開所して半年たった現在、登録されている利用者さんは21人。他に体験利用の方も通所され、毎日、体操をしたり、お花見やカラオケボックスに出かけたり楽しい日々を送っています。
訪問先では、「良く来てくれた」と大歓迎、お茶とお菓子をいただかないと掃除もできません。泊りの方は夕食前に晩酌のビールを一杯。介護保険(介護報酬)上の規制が少ないので利用者さんの希望にそってゆったり過ごしていただけます。
(施設長 山本孝之)

諏訪 小規模多機能ケア米沢の家
  • 所在地
  • 〒391-0216 茅野市米沢3515-1
  • 連絡先
  • TEL.0266-55-6009
    FAX.0266-55-6001
  • 事業内容
  • 通所・泊り・訪問
  • 定 員
  • 登録25人、通所15人、泊り7人(7室)

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