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長野県民主医療機関連合会

アクセスマップ

〒390-0803
長野県松本市元町2-9-11
民医連会館2F
TEL.0263-36-1390
FAX.0263-33-1229

機関紙:長野県民医連

第313号 2017.02.25

いっそう厳しくなった 生活保護受給者の実態あきらか

1月17日、長野県庁で「生活保護実態調査2016」の報告と介護保険制度改悪の実態を訴える記者会見を行いました。生活保護実態調査結果について松本協立病院・医療福祉相談室の伊藤智道さんに報告してもらいます。

「30%が食事回数を制限」「84%が地域行事に参加しない」

2013年から独自調査開始

記者会見をする右から伊藤SW、長野大学の鈴木忠雄准教授、岩須県連事務局長、鮎澤SWら。後列は介護制度について報告した職員
記者会見をする右から伊藤SW、長野大学の鈴木忠雄准教授、岩須県連事務局長、鮎澤SWら。後列は介護制度について報告した職員

長野県連独自の「生活保護実態調査」は2013年、14年に続き3回目です。13年は「不正受給」を主とした生活保護バッシングが始まり、生活費に相当する生活扶助が段階的に引き下げられた最初の年でした。
調査は偏った報道による誤解を払拭し、①受給者の生活実態を明らかにする ②報道されない受給者の背景や想いなど生の声を知らせる ③調査結果をもとに生活保護をはじめとする社会保障制度の改善を求めることを目的に行われました。

保護費削減で生活いっそう深刻

最初の調査から3年、予定通り生活扶助が段階的に引き下げられ、家賃を補助する住宅扶助、冬季加算が減額されるなど、給付内容は一層厳しいものになりました。これらの影響は今回の結果に表れています。
【食事】回数を制限している人が全体の30%を占め、食事に対する満足度も前回の50%から35%に大きく減少。内容も「ご飯にマヨネーズをかけて食べる(1日3回)」「昼は水のみ」「野草を摘んで食べる」など、健康維持とかけ離れた回答が多くありました。
【生活】支給額が減った分、食費や水光熱費の支払いが精一杯で、被服、理美容、教養・娯楽費は「全くかけられない」が各々25%と前回よりもさらに増え、文化的な生活とは程遠い実態です。
【交流】地域行事に「全く参加しない」84%、冠婚葬祭も「全く参加しない」65%に増加し、地域や社会との繋がりが断たれている状況も明らかになりました。

「自立」はばむ生活保護行政

信濃毎日新聞、長野放送など10社の報道機関も取材に
信濃毎日新聞、長野放送など10社の報道機関も取材に

生活保護は、困窮する国民に対し国が「健康で文化的な最低限度の生活を保障」し、「自立できること」をめざすものです。自立とは経済面だけではなく、日常生活や社会生活を自ら営めることです。
しかし調査から、厳しい制約のもとで受給者の「自立」は全く保障されず、「食事が3回食べられる、普通の生活がしたい」「乳幼児のおむつや服などを買う費用がほしい」など最低限度の生活改善を望む声や、「これ以上迷惑をかけずに死にたい」「止むを得ず生活保護を受けている人がいることをわかってほしい」など、バッシングに堪えながらの切実な声が聞かれました。
記者会見の日、神奈川県小田原市で生活保護担当職員が、「HOGO NAMENNA」「SHAT(生活・保護・悪を撲滅する・チーム)」などと書かれたジャンパーを着て保護家庭を訪問していたと報道されました(のちにグッズ製作も発覚)。威圧的行為で生存権を侵害する許せない行為ですが、「不正受給を取り締まろうとした結果」と擁護する報道もありました。
しかし、生活保護の「不正受給」は全体の2%で、「臨時の収入を申告しなかった」「高校生のバイト代を申告しなかった」など、義務を知らなかった場合がほとんどです。バッシングは盛大に報道しても、多くの受給者の生活実態や想いが報道される機会はほとんどありません。

生活保護行政から社会保障制度の充実へ

生活保護制度は、他の社会保障制度にも影響します。生活保護の改悪は国民の生活や権利が侵害されることに繋がっています。私たちは引き続き調査を通して実状を訴え、当事者や家族、職員や支援者と連帯して、生存権に基づく生活保障と自立支援が果たされる制度が実現する日まで、取り組みを続けたいと思います。今回の調査の報告集は4月発行予定です。ぜひお読みください。

グラフ 調査対象者:180人、収入状況、満足する食事ができているか、1年間の被服買い物回数

給付費の低さが健康をおびやかす「生保実態調査2016」の「食」に注目

糖尿病や慢性腎不全は、食事療法が必要な疾患です。糖尿病は、規則正しく食事を摂る事が基本です。食事を抜いたり、まとめて食べたりするとインスリン分泌のパターンが乱れたり、膵臓への負担が増えます。お総菜やお弁当を購入して食べている状況では、脂質、塩分の摂り過ぎ、野菜の摂取不足となります。このような食生活習慣を続けていくと血糖値を良い状態で維持することはむずかしく、合併症の発症の危険度も高くなります。
慢性腎不全(透析治療中)は、十分なエネルギーと蛋白質の摂取が大切です。欠食や単一メニューはエネルギ不足、蛋白質不足となり低栄養に繋がります。また、リンの摂取量にも気を付けなければいけませんが、缶詰や外食にはリンが多く含まれているため高リン血症の原因となります。
体重管理が重要な透析治療では、塩分の摂り過ぎは体重増加に繋がります。
今回の調査結果では、野菜や果物は高値のため購入を控えている傾向がありますが、ビタミンやミネラルといった体の調子を整える栄養素の摂取が不足しがちになり、免疫力の低下に繋がります。また、食事の回数、量、質は、健康維持、改善ができるものとは、あまりにもかけ離れています。

(塩尻協立病院管理栄養士)

生活保護実態調査より

基礎データ 昨日1日の食事内容 食事についてどんな
工夫をしていますか
年代 性別 疾患
40 糖尿病       マカロニサラダ、酢豚、惣菜 仕事終わりに食事をし薬を服用。牛丼店でサラダを含むセットで安く。SEI YU(スーパー)で半額弁当買う。
40 高血圧
偏頭痛
膝痛
    じゃがいも、玉ねぎ、なすの調味料で炒め物   あるものを食べられるようにする。反貧困ネットワークでもらったもの。米だけは食いのばしてマヨネーズやしょうゆをかけて食べている。おかずはなし。1日2合を炊いて夕食で食べてしまう。
60 慢性腎不全
透析中
シーチキンにマヨネーズをかけて食べる。 シーチキンにマヨネーズをかけて食べる。 シーチキンにマヨネーズをかけて食べる。   月末におかずが足りなくなる。シーチキンにマヨネーズをかけて食べることが多い。1日何回かに分けて食べる。
50 慢性腎臓病
透析中
100円のハンバーガー1個 おにぎり1個 食べてない お菓子(ポテトチップス、スナック菓子) 1日500円で1日1回。お菓子を買っておなかを満たす。山菜、釣ってきた魚。

「子どもの健康とくらしアンケート調査」を実施

県連社保委員会は、現場の事例を可視化し発信する取り組みを強化しようと、3つのプロジェクトを発足。その一つが「子どもの貧困プロジェクト」です。
子どもの貧困問題を職員や世論にどうアピールするか議論するなかで、子どもの貧困が健康にどう影響しているか分析するために、「小児科における子どもの健康とくらしアンケート調査」を実施することになりました。
調査期間は2016年12月中旬〜17年1月末。結果はマスコミなどに公表し、長野県に子どもの窓口無料化を実現させる世論と運動を広げるきっかけになればと考えています。

(県連社保委員長)

諏訪地域連絡会で症例検討 子どもの貧困を通して社会をみる 〜貧困の連鎖を断ち切るためにできることは〜

100人を超える職員が参加
100人を超える職員が参加

1月25日に行われた全職種症例検討会は、「子どもの貧困」をテーマに開催しました。
まず、小児科医師・看護師、ケースワーカーが、総論、症例紹介、制度解説や現場での活動の取り組みを報告。その後、「①貧困は連鎖するのか」「②連鎖の原因は何か」「③連鎖を断ち切るために、我々医療従事者・当事者ができることは、社会や国がすべきことは何か」をテーマに、15グループに分かれてディスカッションしました。
参加者には、「身近に壮絶な貧困や虐待の症例があることに驚いた」「世代別の意見や体験が聞けて勉強になった」と好評でした。「貧困とは経済的な面だけでなく、教育の機会、他者との繋がり、当たり前の生活上の体験を通した学びの乏しい状態をさし、背景には疾患が大きな影響を与えている場合も多い。困り事を発信しにくい当事者に関わる医療従事者が気づくことで支援につながる」という感想も出されました。

(症例検討会事務局)

脱線で深まる!?「憲法café」

ガヤガヤ話して楽しく学習表紙の写真も話題に
ガヤガヤ話して楽しく学習表紙の写真も話題に
ガヤガヤ話して楽しく学習表紙の写真も話題に

 松本協立病院総務課では部会で「憲法café」の学習を行っています。まず要点を説明し、文中の「ワイマール憲法」「アベノミクス」などの中身を、事前に準備した資料で詳しく解説します。
話し合いの中で改憲に賛成・反対を問うと、なんと!全員が賛成。理由は「文字が古く読みにくい」...でも「中身は変える必要なし」が結論でした。単純に賛成か反対か問うとこうなります。ここからも政府の国民だましを学ぶ事ができます。オスプレイは墜落?不時着?」について話し合うと、メディア操作の話にも繋がります。
時に脱線しながらガヤガヤ話すと楽しく学習できます。次回からはペアを組んで交代でチューターを務める予定です。

東南西北

飯 伊

無病息災を願って

無病息災を願って

老健はやしの杜で、1月13日にどんど焼きを行いました。11時に施設医師、施設長、事務長の手で点火。瞬く間に数メートルの火柱が上がり、利用者さんから歓声が沸きました。6升の切り餅をその火で焼き、無病息災を願ってみんなで食べました。ボランティアのみなさんには前日準備から当日までお世話になりました。

上伊那

高校生の熱演に喝采!

高校生の熱演に喝采!

1月21日、伊那北高校演劇部がケアセンターいなで、『ヘンゼルとグレーテル』を上演してくれました。利用者さんからは「心が温かくなった。一生の宝物」との声。介護施設での上演は初めてという生徒さんは「新しい経験で学んだことを今後の活動に生かしていきたい」と話してくれました。楽しいひと時でした。

東 信

日帰り温泉でまちかど健康チェック

日帰り温泉でまちかど健康チェック

東信医療生協の6つの支部は、職場の協力も得ながら地域の6か所の日帰り温泉で月1回「まちかど健康チェック」行っています。内容は血圧測定と体組成チェックで、1回約20人がチェック受けています。長年続けているので館内放送をしてくれたり、無料で入浴させてくれる施設もあるなど、定着しています。

中 信

好評!街なか健康チェック

好評!街なか健康チェック

1月23日、塩尻協立病院の職員が、市民交流センターえんぱーくで「街なか健康チェック」を行いました。病院からは看護師、薬剤師、管理栄養士、事務職員が参加しました。23人が訪れ、骨密度測定や血圧測定、薬や食事の相談を行いました。好評につき次回の計画も進んでいます。

諏 訪

書初めに笑顔

書初めに笑顔

特養和音で1月2日に書初めをしました。12人が参加し、無言でサラサラと筆を運ぶ人、「何て書こうか...」と相談しながらゆっくり書く人など、思い思いの作品を仕上げました。書き上げたあとは鑑賞会。「すごいね〜」「上手いね!」と大きな歓声が上がりました。笑顔がこぼれる、和やかな初春のひとときでした。

長 野

地域連絡会学運交ひらかれる

地域連絡会学運交ひらかれる

1月28日、第11回長野地域連絡会学術運動交流集会が行われました。組合員16人を含む163人が参加し、多くの職場から、業務での研究や工夫の事例など43演題が発表されました。「他職場の発表を聞き、自分の職場でも生かしたいと感じた」などの感想が寄せられました。

健和会病院福村医師ら 嚥下対応枕「ふたこぶラックン」を開発 福村弘子看護師 福村直毅医師

ふたつのこぶが頭部を固定する
ふたつのこぶが頭部を固定する
自立した経口摂取がしやすい
自立した経口摂取がしやすい

健和会病院リハビリテーション科の福村直毅医師と福村弘子摂食・嚥下障害看護認定看護師が開発した、嚥下障害患者用の枕「ふたこぶラックン」(税込1万2000円)が話題です。1月5日には新聞4社とテレビ関係4社が集まり、記者会見を行いました。
日本人の死因の第3位は肺炎です。その多くは、細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで起きる誤嚥性肺炎によるものです。これを防ぐために、安全な姿勢で食事をする事を基本にした側臥位での姿勢があります。これまでは枕の代わりにバスタオルをまるめたものを使用していましたが、食事の度にバスタオルを使うのは効率が悪く、高さ調節もむずかしいので手間取っていました。
そこで、嚥下障害治療を広めている福村医師らが飯田市内で医療機器の開発に力を入れている企業と連携して、「こんな枕があったらいいな」という『ふたこぶラックン』という製品を作りました。健和会病院の病棟でも使っていて、食事介助に関わる看護師やST(言語聴覚士)から「頭の下にセットするだけなので、簡単で時間もとられず使いやすい」との声があがっています。また、使用方法が簡単なので、在宅で介護をしている家族にもすすめています。

(健和会病院)

2分で読めるミニ学習

ロコモティブシンドロームとはどんなものでしょう?

ロコモティブシンドローム(以下ロコモ)は、和訳すると「運動器症候群」となります。
運動器(筋肉や関節、骨、神経などの総称)の働きが衰えることにより、移動する能力が低下し近い将来「要介護」になるリスクが高い状態のことをいいます。
加齢とともに筋力や骨の強度は低下しますが、特に下半身の筋肉は衰えやすいため歩く・立つといった移動する能力に大きな影響を及ぼします。
運動習慣のない人や活動量の低い人は一層運動器が衰えやすく、関節の痛みが出たり転倒のしやすさ、疲れやすさがみられます。そのためさらに運動する機会が減り、運動器が衰え、そして、また健康状態が悪化し...と、負の連鎖が生じてしまい、ついには要介護や寝たきり状態になってしまいます。
今、人類は経験したことのない超高齢社会を迎えようとしています。この未来を見据え、2007年に日本整形外科学会が提唱したのがロコモという概念でした。ロコモ並びにその予備軍は全国で4700万人もいるといわれていますが、その怖さについて知らない人が多いのが現状です。
よく耳にするメタボリックシンドロームや認知症と並び、ロコモは「要介護」や「寝たきり」の三大要因の一つです。いつまでも自分の足で歩き続けるためにメタボと同様にロコモが国民病であると知ることが重要です。

(諏訪共立病院・PT)

NO WAR! 平和憲法守る私の声 34

飯島 すづ江 特養ホームゆい・施設長

最近、テレビCMでよく見る『アパホテル』の各部屋に第2次世界大戦中に日本軍が行った「南京大虐殺」や「慰安婦強制連行」などはなかったと主張する書籍がおかれていて、中国や韓国の人からは不買(アパホテルを使わない)運動が起こっているとニュースが流れています。
「南京大虐殺」という言葉は戦争の恐ろしさをこの上なく感じさせ、戦争は人間を狂気へ駆り立てるという最たる証ではないかと思います。私たちはそのような事を二度と繰り返してはいけないと憲法9条を持ちました。しかし、いつの時代にも人びとの暮らしはそっちのけで戦争で一儲けしようと画策する勢力があります。
かなり前の話ですが、アメリカの兵士としてベトナム戦争を体験したアレン・ネルソンさんが飯田へ来て講演をしてくれたことがあります。自分の辛い体験を元に戦争は良いことは一つもない、絶対にだめ、というお話でした。その中で「日本の皆さんには憲法9条があるからいいですね。戦争をしなくて済む」と言われました。会場から「憲法9条を変えようとする力は常に働いており、今9条があり日本が平和でいられるのはそういう勢力から憲法9条を必死で守ってきた人たちがいるからだ」と発言された人がいました。その言葉は私の胸にずーんと入り込み、自分も憲法9条を守る人になりたいと強く思いました。
一昨年から約1年、ゆいの里職員で「戦争法反対」の辻立ちをしました。最初はぎこちなかったですが、回を重ねるごとに『この看板を見て!!賛同してください!!一緒に声をあげましょう!!』と気持ちを発信できるようになりました。【間違いだと思うなら声を上げることを忘れてはならない】これからも働く仲間みんなで声を上げ続け、世界の宝「憲法9条」を守って行きたいと思います。

ライオンは檻の中に!! 県連女性医師の会主催で学習会ひらく

(県連女性医師の会会長/松本協立病院小児科医師)

「戦争法」発効させないために学習を

講演する岡田弁護士
講演する岡田弁護士

長野県民医連女性医師の会は、普段は学習と交流を主に活動しています。しかし、「戦争法」が国会に提出されると、医師として、あるいは女性として・母として、反対の思いが各々の医師に湧きあがり、各地で反対行動の集会やデモに参加していました。
「戦争法」は成立してしまいましたが、現実に発効させないため、まだまだ戦いは続いています。その運動を進めていく中で、きちんと学習しないと反対を訴えることができない、との思いが強くなり、1月14日、学習会「安保関連法制施行後のゆくえ―緊急事態条項と日本国憲法」を開催しました。

「日本国憲法」はライオンの檻

講師をお願いしたのは、長野市在住の弁護士、岡田和枝さん。3人のお子さんを育てながら活動されているとのことでした。
今回の講演では、国家権力=「ライオン」を暴れさせないための「檻」が日本国憲法である、という例えから、憲法が制限しているのは国家権力の勝手な行動である、ということをわかりやすくお話して頂きました。檻がしっかりしていればその存在が意識されることはなく、檻が壊されそうになってその重要性に気付く、というお話もありました。
今まさに、檻が壊されようとしており、それを防ぐため、私たち一人一人が、小さくてもできることから始めよう、との訴えが身に染みました。

鈴木会長があいさつ
鈴木会長があいさつ
ママの会や他職種の参加も
ママの会や他職種の参加も士
絵本『檻の中のライオン』(楾大樹著・かもがわ出版)
絵本『檻の中のライオン』
(楾大樹著・かもがわ出版)

Big Padシステムで3院所からも参加

今回、女性医師の会のメンバーだけでお話を聞くのはもったいないと、他職種の皆さんや地域の「ママの会」にも呼びかけ、さらに長野中央病院を主会場として、Big Padシステムで松本・諏訪・飯田からの参加も呼びかけました。主会場で60人、全体で76人もの参加で企画としては成功したと思います。
今後は、「戦争法」に反対する活動を続けていくのと同時に、女性が抱える他の問題についても学習する機会を持ちたいと考えています。

つながろう・つなげよう 民医連 Harmony

「労協ながの」上田生協診療所現場

「労協ながの」上田生協診療所現場

「労協ながの」は上田生協診療所で、民医連の事業所としては珍しい当直業務(宿直・日直業務)を男性職員が行っています。また、配食及び定期便の業務も行い、定期便では、川西と坂城の両診療所へ検体を届ける業務も行っています。
上田生協診療所とは、「労協ながの」の前身の「長野中高年雇用福祉事業団」の頃から業務委託し、つながりの深さを感じています。
私たちは、民医連のSОSネットワークの活動にもつながり、県下で子ども食堂に取り組んだり、上田地域のフードドライブに参加するなど、居場所づくり・食糧支援に取り組んでいます。
上田生協診療所でも、職員食堂・組合員食堂(子ども食堂の職員・組合員バージョン)など、民医連、労協ながののお互いの組合員に向けた、食を通じた交流の場づくりを一緒にできたらと思っています。

(労協ながの)


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