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長野県民主医療機関連合会

アクセスマップ

〒390-0803
長野県松本市元町2-9-11
民医連会館2F
TEL.0263-36-1390
FAX.0263-33-1229

機関紙:長野県民医連

第314号 2017.03.25

医療者こそ憲法を活かす先頭に 長野県民医連第18回学術運動交流集会

 3月4日、第18回学術運動交流集会(学運交)が松本大学を会場に行われ、約400人が参加しました。今年は、①政治の根本的転換で人権としての社会保障を実現しよう!②いのちと暮らしを守る憲法的価値を実現しよう!③医療・介護の現場から格差と貧困の実相をつかもう!をテーマに行われました。

優れた実践を交流 分科会、ポスターセッション

講演する白神弁護士
講演する白神弁護士

午前中は分科会が行われました。107演題が報告され、活発に討論が行われました(分科会座長が選ぶ推薦演題は2面表)。初めて参加した職員からは「私たちの連絡会でこんな良い取り組みがされていたのか」「県連内の全域で民医連の運動や活動が行われていて、民医連のすごさと一体感を感じた」などの声が聞かれました。
午後は、白神優理子弁護士(八王子合同法律事務所)による記念講演「日本国憲法は希望〜憲法25条が生かされる医療の現場を〜」が行われました。

日本国憲法を学ぶ 白神弁護士の講演

ポスターセッション
ポスターセッション
全体会会場
全体会会場

冒頭で白神弁護士が触れたのは、話題の「森友学園」の話でした。子どもたちに運動会で「中国・韓国は悪い人間、嘘の教科書はやめて」などと宣誓をさせたり、教育勅語を暗唱させるなど戦前の日本を思わせる驚くべき内容に対し、竹本源治氏の「戦死せる教え児よ」の詩を引用し、「教え子を戦争に送るために教育した後悔」、これが憲法の原点と解説。そして、憲法13条の「個の尊重と幸福追求」の大切さに触れ「すべての人が愛される大事にされる国づくり」を力説しました。
また、憲法25条の「健康で文化的な生活をおくる権利があること」、それを国が保障し、権力を憲法によって縛っている立憲主義の重要性について語りました。
「自民党草案」の危険性は、若手弁護士会の作成した漫画チックなイラストで分かりやすく解説しました。「主語が変わっている⇒国家のための憲法」「戦争放棄⇒安全保障」「公益=国の都合で強制される緊急事態条項」「家族は助け合い・・自己責任」など。その中で「経済的徴兵制」に触れ、「高すぎる学費で奨学金返済地獄。卒業しても半分は非正規。仕方なく自衛隊へ」まさに日本の社会の歪みを指摘しました。さらに共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)に触れ、現代版治安維持法が通れば「安倍政権の狙い8合目まで到達」と話しました。
しかし、一方で「総がかり行動で民主主義が目覚めた」「世界の流れは非軍事へ」の流れが大きく進んでいることを強調し、次回の総選挙がいかに大切かを語りました。民医連の社保運動や平和活動は「医療者としてプライドをかけた命を守る闘いである」とエールをもらいました。時の経つのを忘れるようなわかりやすく元気の出る講演でした。

(編集委員長)

あずみの里裁判勝利を支援する会からの訴えがありました

裁判が始まって2年が経過しました。多くの皆さんのご支援で署名は17万筆を超えました。ありがとうございます。昨年9月に検察が「起訴内容の変更」を申し出て裁判所が認めたため、新たな展開となりました。新たな署名にも取り組みますので引き続き、カンパも含め力強いご支援をよろしくお願いします。

4月から改正介護保険法スタート!現場の実態をメディア通じて訴える

ますます進む介護保険制度改悪

介護ウェーブ委員会で制作したビブス
介護ウェーブ委員会で制作したビブス

1月17日、長野県庁で県連介護ウェーブ推進委員会と県連ケアマネ代表が介護保険制度改悪の実態を訴えました。
2015年から始まった介護保険制度の改悪は「適正化、効率化、重点化」というキーワードにより、とても大きな影響がもたらされました。その中でも「①予防給付の見直し
②特養の機能の重点化
③利用料の見直し、補足給付の見直し
④介護酬の引き下げ」という4つの改悪は、利用者はもとより介護に携わるすべての人に影響を与えるものです。
「予防給付の見直し」は、要支援1、2のヘルパー支援とデイサービスを国の行う介護保険から市町村が行う「総合事業」に移行するというものです。つまり、国の保険で行っていた事を市町村に丸投げして、後は市町村の裁量しだいということです。これでは、自治体による格差がうまれてしまいます。また、従来のサービスから人員等の基準を緩和し、より安価なサービスを行うもので、サービスの質の低下は免れないでしょう。
また、「利用料の見直し」により費用負担が増え、施設入所をあきらめざるを得なくなった人、サビスの利用を制限せざるを得ない人が出てきています。「特養機能の重点化」により、入所基準が要介護3以上になり、要介護1、2の人達は利用できなくなりました。必要な人に必要なサービスがいきわたらなくなってしまいます。
そして、介護従事者は3K、4Kと言われ、他産業の給与所得と比べ8〜10万円低い給料です。それでもやりがいや魅力を感じて従事しています。しかし、制度改悪の影響から現場はますます厳しくなり、担い手が減ってきていること等を報告しました。

 現場の声を発信

記者会見の後、長野放送「みんなのニュース」から取材の依頼がありました。4月から始まる総合事業について、利用者や事業所にどのような変化があるのか、そして介護保険はどのような方向に向かっていくのか取材したいとのことでした。
デイサービスセンターはなみずき(塩尻)と、ヘルパー支援を利用している利用者さん宅(岡谷)でTV取材が行われました。ヘルパ支援の取材では共立ヘルパーステーションからヘルパの専門性がいかに必要なのかが語られました。(3/17放送)
記者会見によりメディアを動かすことができました。この1回で終わらせず、次につなげていきたいと思います。

(県連介護ウェーブ推進委員長)

多彩な活動を交流 県連共同組織活動交流集会開かれる施

県連共同組織活動交流集会

3月11日、県連共同組織活動交流集会が長野大学で開かれ、300余人が参加しました。集会は「3.11」に思いを寄せた「花は咲く」の合唱から始まりました。
記念講演は無言館館主の窪島誠一郎さん。「『無言館』のこと〜戦没画学生の魂をひきついで〜」と題してユモアを交えながら静かに力強く、戦没画学生の絵が告発していることを訴えました。「原発稼働したころ、私はコンセントの向こうに原発があることを少しも考えなかった。その積み重ねが今につながってしまっている」という言葉が印象的でした。
分科会では「憲法・平和」「まちづくり」「居場所づくり」「健康づくり」など7つのテーマに対し例年以上の37演題が集まり、6分科会と動く分科会(無言館・信濃デッサン館見学)で交流しました。
いのちの大切さを考え多彩な活動を交流した一日は、今後の共同組織の発展を感じさせる集会になりました。

(県連事務局)

学運交・座長推薦演題

第1分科会 法人内全職員で一つの学びを共有するためのとりくみ
~原発事故被災地視察をきっかけに~
上田生協診療所 斉藤 友子 看護師
第2分科会 認知機能低下を伴うホームレスの方への支援 松本協立病院 由井 厚子 SW
第3分科会 在宅医療へ介入して
~検査技師の役割~
上伊那生協病院 小林 夏枝 臨床検査技師
第4分科会 高齢者虐待と生活困窮の関連性からみる高齢者虐待の理解と支援 河西部地域
包括支援センター
長瀬 誠司 SW
第5分科会 相手の気持ちに寄り添うこと 介護老人保健施設
はやしの杜
髙間 俊彦
介護福祉士
第6分科会 法人内連携で在宅生活を支える
~「もう少し家でがんばってみよう」~
通所介護
悠々倶楽部かみしな
高見澤 伸也
介護福祉士
第7分科会 認知機能スクリーニング実施と認知症ケア加算の取り組み
~評価管理システムを活用して~
健和会病院 坂井 純子 看護師
第8分科会 透析中運動療法の取り組み 健和会病院 加藤 裕子 理学療法士
P第1分科会 情報共有と人権、SDHの視点を重視したカンファレンス(ZRC)の取り組み 健和会
飯田中央診療所
中村 慎吾 事務・PSW
P第2分科会 総合評価法を用いた手指衛生に対する看護師の行動変容 長野中央病院 宮川 佳也 看護師

たまり場「よりあい茶屋・みんなの手」をオープン

たまり場「よりあい茶屋・みんなの手」をオープン

健和会では、共同組織強化月間中に拡大と助け合い、健康づくり事業を検討し、たまり場をつくることになりました。病院近くの組織課・友の会事務所を増改築し、2月1日に「よりあい茶屋・みんなの手」をオープン。初日は13人が集まり、うたごえでにぎやかに楽しみました。
運営は「いつでも元気」の還元金で賄われ、月~金の10時~15時は、病院の診察が終わった人などがコーヒーを飲みながら世間話、水曜日は、送迎付きで近くのスーパーの特売日に合わせた買い物ツアーと、病院栄養科で作った昼食付きのお楽しみ企画を行います。「無料塾やこども食堂」「文房具の提供企画」などの活動と共に広げていきたいと思います。

(健和会)

東南西北

上伊那

オレンジカフェ開店しました

オレンジカフェ開店しました

辰野町では昨年末から社会福祉協議会・NPO法人・医療生協の3か所で、認知症の人や家族の拠りどころとなる「オレンジカフェ」を開いています。高齢になれば誰もが認知症への不安を感じます。気軽に相談し、気持ちが通じ合える場所があれば安心できると、医療生協では辰野支部が運営を行っています。

東 信

健康マージャンでいきいき!

健康マージャンでいきいき!

東信医療生協では、毎週水曜日の午前中、組合員ルームで健康マージャン(吸わない・賭けない・飲まない)を行っています。初心者歓迎なので女性も多く、ベテランが懇切ていねいに指導しています。参加者が大勢のときには2卓では足らず、周りを囲むほど賑わっています。

中 信

おかわり自由!お寿司バイキング

おかわり自由!お寿司バイキング

2月23日、塩尻協立病院3階病棟で毎年恒例のお寿司バイキングを行いました。この日だけは普段はできない「おかわり」も自由とあって、患者さんたちは次々におかわりのネタを頼み、食べる楽しみを味わっていました。療養病棟のレクリエーションの一環として、病棟スタッフと協力しながら継続していきたいです。

諏 訪

歯は生涯のパートナー

歯は生涯のパートナー

3月3日、世田谷区立の特養の歯科衛生士、渡辺三恵子さんを招いて、こころの広場で口腔ケア研修会を行いました。テーマは「歯は生涯のパートナー」。口腔ケアの必要性や歯周病が起こす意外なリスク、口の健康を守る知識や口腔機能を向上させる体操を学びました。20人を超える参加者は熱心に耳を傾けていました。

長 野

ローズチョコを家族に

ローズチョコを家族に

徳間デイサービスたんぽぽでは、クレープ生地を重ねてバラに見立てた「ローズチョコ」をバレンタインに作りしました。利用者さんたちは細かい作業を分担し、熱心に生地をバラの形に整えました。完成したバラを見て「きれいね」「すてきね」「飾っておきたい」と笑顔。家族への愛を込めたプレゼントになりました。

飯 伊

ゆいの会でオレンジカフェ開催

ゆいの会でオレンジカフェ開催

ゆいの里の共同組織『ゆいの会』は昨年12月からオレンジカフェを開いています。認知症の人だけでなく、広く地域の人たちの居場所になればと思っています。初日は料理教室を開き、大勢の参加者を迎えました。開催は隔週土曜日ですが、機織りや歌など参加者の楽しみも見つかり、だんだん輪が広がってきました。

嚥下にもっとも危険な餅を病院食で提供!? 窒息とたたかう松本協立病院嚥下食検討チームの試み

もち米にかえて白玉粉と全粥で作る「ラックン餅」
もち米にかえて白玉粉と全粥で作る「ラックン餅」
ひな祭りの三色餅、お汁粉
ひな祭りの三色餅、お汁粉

餅は高齢者の窒息事故でもっとも多く、重症化しやすい食品です。しかし、危ないとわかっていても食べたいのが"餅"。お正月にはお雑煮を食べるという習慣が確立されている国でもあります。それでは、嚥下機能や認知機能が低下した際に、餅での窒息を予防するために、みなさんは食習慣を変えますか?食べるのを諦めますか?その必要はありません‼
松本協立病院嚥下食検討チーム11人(調理科、栄養科、言語聴覚士)は、飲み込む力が低下している人でも食べられる、『ラックン餅』を開発しました。
ラックン餅は舌と上あごで潰すことができ、べた付かず、ある程度のまとまりがあり、飲み込む力が最重度に低下している人でも食べることができます。さらに、認知機能が低下している人が、見て、匂いを嗅いで、食べてお餅とわかるように何度も試作と試食を繰り返して遂に作り上げることができました。安全性については実際に飲み込みの検査を行って検証しました。
"見た目良し、味良し、飲み込み良し、栄養良し"と3拍子どころか4拍子も揃っているお餅です。患者さんからは「おいしいからもっと食べたい」という声があります。
今後はラックン餅をさらに改良し、患者さんに提供したいと考えています。いつまでも食べることが"楽しみ"となるよう、"食べる"ことを通じて、最大限に患者さんをサポトできるよう今後も活動していきたいと思います。

(松本協立病院/言語聴覚士・長嶋健介調理科)

2分で読めるミニ学習

国保44条問題ってなんですか?

国民健康保険法第44条は、「特別の理由がある」ために患者が「保険医療機関等に」「一部負担金を支払うことが困難」な場合に、保険者(市区町村)が「独自の基準」を定めて、「一部負担金の支払いの減額・免除・徴収猶予」をする措置を採ることを認めています。
長野市の場合、「基準」の問い合わせを行っても教えてくれず、申請にも消極的な姿勢でした。実際に申請を試みたケースでは、リストラ後、人に迷惑はかけたくないと貯蓄を使い、再就職に向けて生活していた男性が、いよいよ医療費に困って申請をしましたが、「基準」の「前年の所得に比べて該当する激減」とはなっていないという理由で、認められなかったケースがありました。その結果、医療費より生活費優先となり、病状を悪化させる結果となってしまいました。そもそも国保44条を知らない市町村担当者もいるという話もあります。
国保44条の適用は無低診以外の医療機関への受診も可能にします。治療中断・未治療となっている生活困窮者が、医療費の心配をせずに医療が受けられる環境をつくるためにも、運用する市町村に実態に合った「基準」の見直しや制度の周知を求めていくことが必要です。

(長野中央病院)

NO WAR! 平和憲法守る私の声 35

中村 靖 塩尻協立病院・事務長

選挙権を得る直前で予備校通いをしていた1991年の世界は激動でした。湾岸戦争、ソ連の崩壊。政治では湾岸戦争をきっかけにPKO(国連平和維持活動)法案が国会に出され翌年成立しました。国際貢献の名のもとに専守防衛であるはずの自衛隊を海外へ派兵するものです。父が「平和憲法の危機」をしきりに訴えていたのを覚えています。その後も自民党は自衛隊の武器使用権限の拡大や駆け付け警護を可能にしようと目論み続け、ついに2015年に安保関連法が成立したことは1992年がまさに「蟻の一穴」であったことを示しています。

この間安倍政権は特定秘密保護法で言論統制をおこない、共謀罪で思想・信条の自由を奪おうとしています。法案ひとつひとつがつながっており、それを許すことは軍国化につながっていきます。

2016年の共同通信や毎日新聞の世論調査によると、国民の多くは集団的自衛権の行使は憲法違反だが、個別的自衛権を行使するための自衛隊は必要であり、かつ、憲法9条の改正は必要ないと考えています。ただ個別的自衛権についても、一切の戦力を持たないという憲法9条第二項に明確に矛盾するという考えもあります。

「世界の情勢に合わない、古いので憲法を変える」のではなく、時間はかかっても、そもそも自衛隊がなくても大丈夫と国民全体が思え、憲法9条の完全実施にむけて前進できるように世の中の方を変えていくことを目指したい。

一穴に自分の腕を入れ堤防を守ったハンス・ブリンカー※にはなれなくても、粘り強く一票一票の積み重ねで安倍政治の暴走を止める、そんな2017年にしたいと思います。

※『銀のスケート―ハンス・ブリンカーの物語』(岩波少年文庫)の中の逸話

ライオンは檻の中に!! 県連女性医師の会主催で学習会ひらく

県連放射線部会部会長・長野中央病院放射線技師長

1月28・29日、民医連の北関東甲信越・南関東地協第11回放射線拡大職責者研修会が開催されました。今年は「放射線技師として被ばく問題にどう関わっていくか」をテーマに、東日本大震災原発事故から5年10か月経った福島を視察しました。

復興は進んでいるように見えるが

視察のようす
視察のようす

4月1日に帰還開始予定の浪江町はじめ、双葉町、大熊町、富岡町、葉町、小名浜とバスで視察しました。
まず目に入ったのが水田の一角に陣取る除染土壌用フレキシブルコンテナ(フレコン)の山でした。至る所にある山から、除染された土壌や廃棄物の多さがうかがえます。フレコンは市町村の仮置き場で管理後、福島県内の中間貯蔵施設に移され、最終的に県外で処分すると国は説明しますが、地元住民は中間貯蔵施設が最終処分施設になるのではという思いが強いとのことでした。
他方、太陽光発電用のパネルが設置された水田用地も多くあり、原発に頼らない取り組みが特に進んだ地域になっているとのことでした。

国が強引に推し進める帰還

太陽光発電
太陽光発電

避難指示解除準備区域を中心に帰還が進められています。帰還には水、電気、道路などインフラの復旧が不可欠です。浪江駅、富岡駅は今現在再建中でした。交通インフラの復旧で帰還しやすい環境はできますが、2011年に全町避難指示解除の広野町は町民の約40%、15年に避難解除された原発から20㎞圏内の楢葉町は約10%しか帰還していないそうです。
インフラだけでは復興はできません。被ばくによる健康被害への不安、新たなまちづくりの進め方など国や東電の責任で取り組むべき課題が山積しています。「避難解除すれば補償は打ち切り」、国は復興よりも避難者への補償費用削減のために帰還を急いでいるようにさえ感じます。

私たちにできること

東日本大震災から6年、記憶が薄れかける中で初めて被災地を訪れ、終わらない原発事故問題を学べました。案内の国井事務長は「私たちはあまり語らない。みなさんが実際に見聞きして感じてほしい」と語りました。
私は放射線技師として、もはやコントロールできない原発が再び稼働することに強く反対し、今後も取り組んでいきたいと思います。

6年目の3.11に脱原発集会各地で 上伊那、諏訪、中信、長野、東信、飯伊

つながろう・つなげよう 民医連 Harmony

越百(こすも)会議

越百(こすも)会議

「越百づくり会議」は、生協総合ケアセンターいいじまの開設により、商業施設として賑わった地が活気ある地域として蘇ることを目的として作られました。会議は個人資格での参加ですが、町長が会長、議会議長が副会長など、現職の錚々たるメンバーで構成されました。地域住民も数多く参加し、100人を超える協力でスタートしました。
会議には5つの専門部会があり、皆どこかの部会に所属しています。専門部会は、①医療福祉健康部会 ②商業施設部会 ③文化交流部会 ④子育て若者部会 ⑤広報宣伝部会です。商業施設部会が中心となり、5月から11月まで月1回のペースでこすも市が開かれています。

(ケアセンターいいじま事務局長)


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