今年で第6回目となる、総合診療ウインターセミナー。
今年は、2日間に渡ってお二人の講師をお招きしました。

1日目の講師は、山口征啓先生(福岡 健和会大手町病院)
感染症に関する実践的なレクチャーでした。
診断の原則・・・つねに、病原体、全身、患者の3つを意識する。
治療の原則・・・CRPの結果に左右されないように、など。
耐性化を防ぐために
などでした。
また、後半はクロストリジウム・ディフィシルの診断と治療に関してのお話しもありました。
どれも大変興味深く、実際の症例も交えた具体的な内容で、ディスカッションも盛り上がっていました。
「こんなに活発に質疑応答が出たのは初めてです」とおっしゃっていました。

2日目は、大蔵暢先生(馬事公苑クリニック)
大蔵先生からは、これからますます高齢化が進む日本において、
高齢者の医療はさらに重要になってくる。高齢者の全身状態や取り巻く環境をきちんととらえ直して、アプローチしていく必要がある、というお話しでした。高齢者のたどる自然の流れを、少しでも食い止める、そこに医師としての魅力を感じておられる、とのことでした。
後半では治療に関する患者の意志決定について、倫理的、法的な側面も交えて、アメリカとも比較しながらのお話しでした。
例として、経管栄養(胃ろう)を選択するかどうかといった場面で、実際にどのように対応しているのか、実例を交えたお話しは、大変興味く、ディスカッションも盛り上がりました。



