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長野中央病院における後期研修
長野中央病院は県都長野市のほぼ中心にあります。その歴史は1961年、「いつでも、誰でも、安心して相談でき、利用できる医療機関がほしい」と地域の人々が力を合わせて長野民主診療所を作ったことに始まります。以後、今日まで組合員や地域の皆さん、医療・介護の専門職員が知恵を出し、力を合わせて医療技術や介護サービスの向上、健康づくりをめざしてきました。あわせて安心して医療、介護が受けられるよう社会保障の充実や暮らしを守る取り組みも進めてきました。
長野中央病院は県連の中で管理型病院として初期研修の中心を担っており、歴史的にも病院開設翌年の1980年から新卒医師を受け入れてきました。現在までに124人以上の医師が研修を行い、県内の民医連病院・診療所で中核医師として活躍しています。「地域の中で生きる若き医療人を育てる」ことをモットーに、病院全体で後継者を育てる雰囲気にあふれる活気ある病院です。
研修目標
- 地域の医療・福祉のニーズに応えられる医師としての総合的力量。
- 診断・治療技術はもとより、患者様を全人間的・総合的にとらえる力。
- 生涯を通じて学び・研究する姿勢
具体的研修内容
- 研修開始にあたっては指導医からクルズス受ける。
- 指導医の指導のもと入院患者の主治医となる。
- 入院うけもち患者について看護師・栄養士・ケースワーカーなどのコメディカルスタッフとカンファレンスを行う。
- 外来診療単位を受けもつ。
- 在宅での疾患管理の実際を理解するため往診も担当する。
- 医療生活協同組合の組合員の行う健康まつり、班会などの企画に参加して活動を理解しニーズを把握する。
- 指導医と相談の上、学会発表を計画的に行う 年2回
- 当直業務は複数体制になっており、必要に応じて上級医と相談しながら行う。
- 内視鏡・生理検査等は希望する専門科に応じて段階的に経験する。
- 初期研修は屋根瓦方式であり、自身も直接、間接に研修医を指導する。
後期研修受入れ科(必要に応じて長野県民医連の病院、診療所と連携して進めます)
総合診療科、循環器内科、糖尿病・内分泌・腎臓内科、消化器内科、一般外科、リハビリテーション科、心臓血管外科
その他(身分保障、資格取得等)
- 後期研修終了後は外部での専門研修が可能である。(身分保障)
- 専門医・認定医の資格取得は各科で対応している
- 長野医療生活協同組合の運営する老人保健施設、診療所で業務を行うこともある。
認定施設
- 日本内科学会 教育病院
- 日本循環器学会 研修施設
- 日本心血管インターベンション学会 認定研修施設
- 日本消化器内視鏡学会 指導施設
- 日本糖尿病学会 認定教育施設
- 日本外科学会 専門医制度修練施設
- 日本外科学会 認定医制度修練施設
- 日本胸部外科学会 認定医認定制度関連施設
- 日本整形外科学会 認定医研修施設
- 日本麻酔科学会 麻酔科認定病院
- 日本リハビリテーション医学会 研修施設
- 日本静脈経腸栄養学会 NST稼働施設
- 日本がん治療認定医機構 認定研修施設
- 透析医学会 教育関連施設
- 胸部ステントグラフト実施施設
- 腹部ステントグラフト実施施設
- 日本循環器学会認定循環器専門医制度指定研修施設
- 日本外科学会専門医制度研修施設
- 日本消化器病学会関連施設病床数:322床(一般:260床、ICU:6床、回復期リハビリテーション:56床)
- 各診療科後期研修プログラム
- 各施設ごとの研修概要
- 研修施設